2018年6月25日月曜日

6月17日、恒例の千葉市新任役員研修会でした。
今年は20以上の組合から50名以上の参加がありました。

気になるのは、新任でも皆さんかなり先輩の方がおられるようで、
役員の人選にはかなり苦労されているのかなと思います。

今年も40分の時間をいただいてしゃべらせていただきました。
テーマは「新任役員の心得」(このところ同じです、が内容は刷新しています)
10分ほどのミニワークを挟んで、
管理組合の役員をやるなら 「楽(らく)しよう」ではなく「楽しくやろう」
ということ、「マンションの外に多くのネットワークを持とう」ということ、
そして「管理は素人でも、生活とマンションの所有には素人と言って逃げることは
許されない」と…

それから、中小企業経営とは違ってマンション管理はM&Aで逃げられると
いうものではなく、継続するためには「後継者の育成」が重要になると。
高齢化は進んだといえ、高経年マンションでもまだ半数ほどの住人は
若いはず。なのに顔が見えないだけ。そして「区分所有」の意識(権利と義務)に
あまり興味がなくなっている。まあ、当たり前な話で「教わったことがないから」
長年マンションを引っ張て来た役員経験の皆さんが子供世代に苦労は
かけたくない気持ちはわかるけれど、苦労を知らないことが将来どうなるのか
ちゃんと考えて欲しい。
このようなことを話してきました。

マンションを持つことは、「夢」を持つことでなければ、
「不安」だけ考えていたら必ず「不安」が的中してしまいます。
そんなことがないように
「管理」には、柔軟な発想と、前をそして上を向く姿勢が大切です。

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