2018年5月22日火曜日

5月18日~20日、日本マンション学会学会に参加してきました。
今年のメインシンポジウム、テーマは「郊外型高経年団地の再生とストック活用」、高経年団地が今後元気に生き残るための様々な可能性と課題についての検討でした。合意、費用、ハードの維持管理、そしてコミュニティ、様々な障害は考えられるけれども、そのマンションにしっかりとした長期の展望と、環境をよくしていこうという強い意気込みがなければ、そして自分で「決められる」体制ができていないとどうしようもない、というのが印象でした。でも、現実の高経年マンションは、ついつい「できない理由」を探して逃げ、それでも現状は維持されるという幻想にすがっている気がします。大丈夫でしょうか…
20日は、第6分科会で発表。「韓国における住宅金融制度の実態とマンション管理」、日韓の住宅金融制度の実態の差をみながら、やはりマンションの長期的な安定した管理を行うには、法制度だけでなく経済的な基盤(管理組合、各区分所有者とも)がキーとなる事、そして基盤整備にかかる課題と提案を含めて話しました。(時間はわずかでしたが…)
あとは恒例の見学会。参考になりました。さすが北の都のマンションは違いますね。


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