高経年マンションの給排水管等の設備の問題、結構大変です。
専有部、共有部の区分と取り扱い、専有部の室内立入工事の問題、素材と工法等の工事実施時のことに視点が向きがちですが、マンションを長持ちさせるには、マンションごとのビジョンを持った計画的な対応が必要になります。この工事もついコスト重視で「現状維持」とか「最低限」とかを考えることが多いのですが、住環境に直接かかわる問題なので、やはり現在の生活に会った最適な環境を作る必要があり「ランクアップ」は必須であると思われます。そうしないと、長期的に見れば人が住まなくなり、価値も大きく下がってします。
また、マンションの修繕工事、共有部分だけをよくしても、各戸の専有部分もちゃんと改修できなければ80年マンション、100年マンションにはなりません。高齢者のわがまま「自分の生きているうちだけ」は絶対許してはいけないのです。どう考えていくべきか…
ということで、千葉市でのセミナーのご案内です。
9月16日(日) 13:30~16:30、 千葉市中央コミュニティセンターにて
第21回建築・設備問題研修会 (千葉市マンション管理組合協議会主催)
テーマ : マンション長寿命化のため、配管、配線類更新の考え方と管理組合の進め方
講師 : 関東学院大学名誉教授 山本 育三 先生
参加費(資料代) : 300円 (非会員のみ)
です。
参加しております日本マンション学会の研究委員会で日頃からお世話になっております
山本育三先生の貴重なお話をうかがうことができると思います。
(本研修会では企画、運営にかかわっております、よろしくお願いします)
詳細、申込等は、以下リンクより…
http://chibasi-mankankyo.a.la9.jp/index.html
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